n-box+の燃費、走りとの兼ね合いをギリギリで調整した結果は?

n-box+の燃費をチェックされている方が気になる点の一つ、それは「走り」とのバランス調整がどうなっているか?という部分ではないかと思います。

ここ10数年での軽自動車の進歩というのは、実に目を見張るものがあります。昔は「走れば良いかな」といった印象すら受けてしまうほどだった軽自動車が、今や普通車と変わらない装備とシステムを搭載し、とても軽自動車とは思えないほどの充実ぶりとなっています。しかも軽自動車はもともと小さくて軽いクルマですので、自然と燃費も良くなるという印象もありますよね。

そういった事から、最近の軽自動車では特に燃費が注目される傾向がありますし、軽トールワゴンというn-box+も含まれるこのジャンルというのは、「小さい子供がいる家庭のファミリーカー」として使われる傾向が強いクルマです。

「子供がいる家庭のファリミーカー」ではなく、あえて「小さい子供がいる家庭の~」と書いた理由は、ずばり、家計です。小さい子供がいる家庭における家計は、「今まで無かったハズのお金が、どんどん出ていくようになる」という状態になっています。

金額が大きい小さいという問題もありますが、それよりも、「今まで夫婦2人の時はなかった支出が、いろいろ増える」という状態になるので、基本的に財布の紐はキツくなります。そんな中ですので、燃費というのは特に注目されるわけです。

ではn-box+の燃費、まずはカタログ表記からチェックしてみましょう。

n-box+の燃費、先にカタログ表記からチェック

n-box+の燃費は、カタログ表記では24.4km/Lとなっていますので、ずば抜けて高いとは言えませんが、許容範囲内と言って良いでしょう。実際の家計では、やはりリッター20kmを超えるカタログ表記のクルマだと、ガソリン代が浮くのがしっかりと感じられると思います。

とは言え、競合となるタントの場合は28km/Lとなっています。スペーシアの場合は「S-エネチャージ」と呼ばれるシステムを搭載している事で、32.0km/Lという高い燃費をはじき出しています。n-box+の燃費も決して低いわけではありません。

むしろこれまでの軽自動車の歴史を振り返れば、圧倒的に良い数字です。しかし競合の中で比較をされると、どうしても低く見えてしまいますね。これはやはり「何がコンセプトなのか?」という部分が、一つの判断材料となるでしょう。

何が強みか?を整理すると「燃費」の感じ方が変わる

「何がコンセプトなのか?」「何が強みか?」というのは、クルマだけに限らず、多くの商品やサービスにとって大切な部分です。

n-box+で言うなら、街中でストレスのない加速ができて、気持ちよく走れることというのが、一つのコンセプトと言えるでしょう。そのため少ないエンジンの回転数でもしっかりとクルマを動かせるという「高トルク」という設計となっています。

基本的には、こういった高トルクに設計されたクルマは燃費が悪くなります。少ない回転数で重たいクルマを動かそうというのですから、たくさんの燃料を使う必要がある、という事ですね。

この部分は実際に試乗をされると体感できるかと思いますが、n-box+と、その他の競合トールワゴン系では、確かにn-box+の方がスムーズな加速を体感できます。それは高トルクといった設計になっているからであり、それはつまり燃費が悪くなるという事です。

それらを踏まえたうえで、リッター24.4kmというデータとなっているのは、非常に優秀だと言って良いでしょう。

燃費というのはこのように、そのクルマが何を強みとしているのかにも注目をする必要があるのです。n-box+の燃費は競合と比べて低い、しかしそれは走りにより重点を置いているからなんですね。

n-box+の燃費、実際に出てる数字を見てみよう

さてそれでは、n-box+の燃費について実際にオーナーさんが出している数字について見てみましょう。多くの場合は、データに対して半分ほどの数字が出ると思いますので、n-box+の燃費の場合は、12km/Lほどが出ていればOKだと判断して良いと思います。

高速道路での、n-box+の燃費は?

まずは高速道路での走行が多いオーナーさんの場合では、約20km/L前後という数字が出ています。これはとても高い数字となっていますね。

言うまでも無いとは思いますが、高速道路での走行というのは、おそらく実燃費の中で最も高い数字が出る条件です。ですので、カタログ表記の80%近い数字が出ることも珍しくありません。面白い結果だと感じるのは、次の街乗りのパターンです。

街中でのn-box+の燃費が、意外に良い

街中で乗った場合の燃費は、ストップ&ゴーが繰り返されますので、どうしても低くなります。カタログ表記の半分ほどの数字が出ていればOKとしても良いとされていますが、実際にはリッター約17kmほどが出ているケースが多いようですね。

これはカタログ表記の24.4km/Lの約69%という事ですので、とても高いと言えます。急発進といった、燃費を悪くする走り方をしていれば、これよりももっと下がるとは思いますが、実際に17km/Lを街中での走行で出しているケースがあるというのは、とても魅力ですね。

n-box+の燃費は、譲れないポジションの影響?

n-box+の燃費は、競合と比較をすると恐らく最も低いか、あるいは下から数えた方が早いといった結果になるかもしれません。

それでもリッター24.4kmというデータを公表しているのは立派だと思いますが、比較をされてしまうと低く感じるという現実があるのは否定できません。これにはHONDAの譲れないポジションの認識があるのかもしれませんね。

よく、「最もダメなのは中途半端なことだ」と言われます。燃費もそこそこ、走行性能もそこそこ、という中途半端なのが最もダメだという意味です。

そんな視点から見てみると、n-box+の燃費については、競合の中で明らかに低い方ですが、高トルクという走行性能の面で見れば明らかに高い方です。HONDAが、燃費よりも走りを優先し、明確な立ち位置を表明するのも、一つのこだわりと言えますね。

まとめ

n-box+の燃費をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?軽トールワゴンでリッター20kmを超えているのはとても魅力ですね。とは言え競合はさらに上を行きます。そんな中でn-box+にはどんな魅力があるのか?その秘密は、燃費と走りのバランスです。「これだけスイスイ、グイグイ走るのに、この燃費か!」ということですね。ぜひ実際に乗ってみて、そのバランス設計を体感していただければと思います。

N-BOX+限定の情報ってあまりないのですが、今回良記事を発見しました。ディーラーにて値引きの様子を写真付きでレポートされています。購入検討車はとくに見ておいた方が良いかと思います。
【見積もり書公開】N-BOX+(プラス)の値引き交渉をしてきた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です